今回は2021年モデル
JC92型グロムの外装カウルの
取り外し方法をご紹介します。
JC92型のグロムは
簡単に外装が取り外せて
アクセントになる部品を
交換したり塗装することによって
印象をがらりと
変えることができます。
グロムのカウルは取り外ししやすい
近年のバイクは
工場での組み立てを
簡単にするためか
デザインのためかは
わかりませんが、
外装カウルに取付ボルトは少なく
代わりにクリップや爪で
取り付けられているので
取り外そうとすると
クリップや爪、
最悪の場合カウル自体が
割れてしまうので
取り外しには神経を使います。
その点グロムのカウルは
比較的クリップや爪が少なく
取り外ししやすいです。
グロムのシートは外れにくい
グロムの外装カウルを
取り外すには
まずはシートを
取り外さないといけません。
グロムのシートは
キーを回して引っ張れば
外れる・・・のですが
グロムは初期型のJC61から
伝統的にカタくて
強い力で引っ張らないと
外れません。
そこでグロムユーザーが
伝統的にやっている対策が
タンデムベルトと
シート裏の金具の取付順を
入れ替えるという儀式です。
ノーマルは
フック金具→ベルト→ナット
これを
ベルト→フック金具→ナット
に変えることで
劇的に外しやすくなります。
何ではじめからこっちに
なってないんだろう?
私は最終的に
タンデムベルトを外したので
フック金具の下に
アルミスペーサーを入れました。
サイドカバーの取り外し・パーツ色変更
シートが外れたら
サイドカバーのボルトを
3本外します。
簡単に外れました。
真ん中のパーツは
爪でとまっています。
取り外して
イエローに変更しました。
丸いパーツは
裏から押し出せば外れます。
ここもイエローに変更しました。
サイドシュラウド取り外し
次にサイドシュラウドを外します。
こちらもまずはボルトを3本外します。
ハンドルの近くに
プッシュピンが3本ありますので
忘れずに外しましょう。
真ん中のピンを押し込んで
引き抜けば外れます。
ビスとピンを外したら
写真のあたりから手前に引っ張ります。
裏側はクリップが
2本とまっています。
上側にも爪があるので
クリップが外れたら、
前方の斜め上に向けて
爪を折らないように
取り外しましょう。
シュラウドの丸いパーツも
イエローに変更しました。
タンクカバー取り外し
シュラウドを外したら
タンクカバーも外せます。
ビスを2本外します。
プッシュピンを2本外します。
上に向かって引っ張れば
カバーが外れます。
タンクキャップの周りに
爪がありますが、
柔軟性のある素材なので
神経を使う必要はありません。
テールカウルの取り外し
テールカウルはビスを2本外します。
後はサイドの爪を外せば
取り外せます。
下側の黒いカウルは
柔軟性があるので
下側を押し込めば
簡単に外れます。
ヘッドライトカウルの取り外し
ヘッドライトカウルの
横からのぞき込むと
ボルトが4本あります。
これを外すと
ヘッドライトごと外れます。
ヘッドライトのコネクターと
配線のクリップがヘッドライト本体に
くっついているので
取り外しましょう。
アクセントで黄色を
入れたことにより
印象がガラッと変わりました。
USB電源の取り付けや
ドラレコの取り付け時にも
必要な作業だと思いますが
気負わずみなさんも
ぜひ挑戦してみてください。
最後まで読んで頂き、
ありがとうございます。