AGです。

友人とお酒の席で
「長年放置しているPCX125
乗らないなら俺にくれよ~」

と冗談半分に言ったのですが、

そんなことすっかり
忘れていたころ
その友人から後日LINEがあり
「PCXいつ取りに来るの?」

・・・というわけで
PCXを手に入れることになりましたw

 

長年放置されていたPCX

さっそく軽トラで
友人のところへ行き、
PCXを引き上げます。

最低でも5年以上は
放置されていたという
このPCX。

もちろんエンジン始動は
できない状態で
ブレーキ固着はしていませんでしたが
タイヤの空気はほぼゼロで
車高が下がっており、
軽トラの荷台につっかえて
ちょっとだけ
積み込みに手間取りました。

 

その足で市役所に行って
一旦ナンバー返納。

書類も紛失してたので
再発行しておきました。

 

ガレージへ入庫。
現状を確認します。

 

工場の片隅に保管されていたので
屋根から落ちてくるサビ水で
ありえないところがサビています。

これはやろうと思っても
なかなかできないので
洗うかどうか迷いました。

 

でも最終的には洗った。

 

ハンドルバーは点さびだらけです。

 

こういうのは
ネバダルが効きます。

 

そこそこキレイになりました

 

サスペンションも
メッキ部分は点さびが
出来ています。

可動部分なので交換が必要ですね。

 

ブレーキローターは
センター部分がちょっと
サビているだけ。

これはこのまま使えそう。

 

シートはホコリまみれなものの
破れなどはありませんでした。

 

右側に転倒した跡が。

損傷は小さく
カウルが削れているだけなので
立ちゴケでしょう。

 

あんまり目立たないし
一旦そのままにします。

 

まずは動くようにしましょうか

 

エンジン始動

NSR250R用の予備バッテリーを
無理やりつないで
イグニッションをONにします。

 

電源が入りました。

走行距離は4600km弱

ガソリンは満タンになっているので
タンク内のサビは心配なさそうです。

 

もちろん後日新品バッテリーに
交換しました。

海外バッテリーや
台湾YUASAは
当たり外れがあるので
高いけれど
日本のYUASA製にしました。

 

セルは回るかな?
とセルボタンを押しても無反応。

色々やってわかりましたが
前後ブレーキを両方握り、
センタースタンドを立てないと
セルは回らないのです。

アイドリングストップ装備車の
独特な音をたてて
セルは静かにまわりましたが
当然エンジンはかかりません。

 

タンクのガソリンを入れ換えます。

灯油ポンプで
ガソリン携行缶に取り出し
ガソリンスタンドで
新しいガソリンと
入れ替えるのですが
最近は古いガソリンを捨ててくれる
ガソリンスタンドが減ってしまって
街中のガソリンスタンドを
はしごしました。

 

新しいガソリンと
ワコーズのフューエル1を
注入しておきました。

インジェクター洗浄とかは
これで大丈夫でしょう。

 

続いてプラグチェック。

左側のステップラバーを
取り外して
点検窓のボルトを外せば
プラグキャップが見えます。

 

まぁ問題なさそうだけど
新品に交換しときました。

 

これでとりあえず
エンジンは掛かりました。

スピードメーターセンサーが
どこにあるのかわからないけれど
タコメーターみたいに
スピードメーターが振れます。

 

これでひとまず
再び走れそうです。