AGです。
シャリーが原因不明の
エンジン不動と
なってしまったので、
友人に相談したところ、
新車で買ったグロムが
1年間盆栽として育てられ、
走行していない
という事で
慣らし運転完了を兼ねて
長期的に借りることが
できました。
新車の慣らし運転完了
そんなこんなで
慣らし運転1000kmが
終わったので
オイル交換をしました。
オイル交換シテヤンヨ。
オイル交換は
とっても簡単な作業なので
初心者ライダーの方には
是非挑戦してもらいたいので
ご紹介します。
まずはオイルの種類です。
これは悩む人が多いです。
なぜかというと
オイルは宗教なので、
人それぞれですw
ただ、
経験や色々な意見から
私の見解がありますので
ざっくり説明します。
グロムにオススメのオイルは?
間違いないのはメーカー指定オイルです。
グロム場合は
HONDA ULTRA G1 です。
鉱物油です。
オイルには鉱物油と
化学合成油があります。
化学合成油の方が
普通価格も高いですし、
レンジ(10W-40などの数値)が広いので
良いオイルに思えますが、
一概にそうとはいえません。
バイクによって向き、
不向きがあります。
基本としては
空冷バイクなら鉱物油、
または半化学合成油
水冷バイクなら化学合成油
と覚えておいて
間違いではないです。
本当にざっくりですが、
説明しますと
鉱物油は粒子が大きいオイル。
化学合成油は粒子の小さいオイル。
空冷エンジンは
水冷エンジンに比べて
熱が大きくなるので
それを想定して、
エンジンの中の各所
クリアランス(隙間)が
大きめに作られています。
その為、粒子の細かい
化学合成油を使用すると
その隙間を通って
入ってはいけない部分、
例えばガソリンが燃える
燃焼室に入っていって
しまいます。
オイルが燃焼室に入ると
オイルが一緒に燃えて燃焼室に
燃えカスがたまったり、
マフラーから白煙が出たります。
なので、
空冷エンジンには
鉱物油を使用するようにしましょう。
写真のULTRA G2は
半化学合成油です。
改造してノーマル以上に
エンジン回転数を回すような場合は
これぐらいが
イイ感じだと私は考えています。
今回はG1の方を使います。
GROMはオイル交換の場合
0.9L使用となっていますので
1.0L缶1本で足ります。
オイル交換作業開始
では早速開始しましょう。
まずはオイルを抜きます。
写真に見える
エンジン下のボルトが
エンジンオイルを抜くボルトです。
ドレンボルトといいます。
工具は17mmメガネレンチです。
ある程度まで緩めたら、
後は手で回せるぐらいにまで
しておきましょう。
エンジンがあったまっている場合は
メカニックグローブをつけて
作業しましょう。
軍手はオイルがしみてくるので
あまりお勧めではありません。
このグロムはマフラーが
交換されていますので、
そのままボルトを抜くと
マフラーが
オイルまみれになって後が大変です。
なので、
オイルを逃がすバイパスを作ります。
厚紙で十分ですので、
今回は
ティッシュの空き箱を切って
使用します。
こんな感じでカマしてボルトを手で緩め抜きます。
オイルが勢いよく出てきます。
イイ感じで
マフラーを避けて落ちてます。
ある程度オイルが出たら、
車体をまっすぐに立てます。
すると、
オイルが更に出てきますので
できるだけ抜きましょう。
この時オイルゲージを開けると
オイルの出る速度が
速くなります。
ある程度抜いてから
開けることをお勧めします。
抜けきったらドレンボルトを締めます。
オイルを入れていきましょう。
この時に慌てると
あふれてしまいますので、
落ち着いてゆっくり入れます。
ある程度オイルを入れたら、
オイルゲージで確認してきます、
先の網の目の部分に
オイルがつくところまで
オイルを入れます。
レベルゲージを差し込む前に
ティッシュや
キッチンペーパーで
オイルを吹きましょう。
この時オイルゲージは
締めこまずに
車体はまっすぐにしておきます。
ゆっくり差し込んで、
ゆっくり引き上げます。
これぐらいが
イイ感じです。
マフラーや車体についたオイルは
ブレーキクリーナーで
掃除しておきましょう。
エンジンをかけてしばらく放置、
エンジンを切って1分ほどしたら
オイルゲージを差し込んで
再度確認します。
この時ももちろん
オイルゲージは締めこまず、
車体を待っすぐにします。
ここで問題が無ければ
オイルゲージを締めこんで
作業終了です。
廃油はホームセンターや
カー用品店で
手に入るの廃油処理パックで捨てるか、
オイル缶に入れて
ガソリンスタンドへもっていき、
廃油をお願いしましょう。
工具も17mmメガネレンチだけですし、
バイクメンテナンスとしては
簡単だと思いますので
是非チャレンジしてみてください。
最後まで読んで頂き、
ありがとうございます。